多くの会社で、6月と12月は賞与が支給される時期ですね。
会社員の方にとっては嬉しいシーズンであると同時に、離職・転職を考えている方にとっては
悩ましいシーズンでもあります。
就職・転職の専門相談員、キャリアコンサルト歴15年のれもんが、
今回もサクッと解決していきますー。
「ボーナスを貰って辞めてもいいのでしょうか?」
「ボーナスを貰ってから退職するとは言いづらい・・」
「会社を辞めるのに、ボーナスを貰うのは非難されるでしょうか・・・」
ボーナスシーズンになると、このような退職とボーナスを絡めた内容の相談が
多くなります。
ボーナスの支給は会社勤めの人にとっては大きな事柄ですし、
「貰えるものは貰って辞めたい」という気持ちはありますよね。
結論からお伝えすると
「ボーナスをもらってすぐに辞めることは何も問題ない」です。
ボーナスはこれまでのあなたがやってきた仕事や会社への貢献に対する報酬なので、
辞めると決めている人でもボーナスが支給される日に在籍していれば、ボーナスを貰う権利があるのです。
実際に、ボーナス支給シーズンの前後は退職者が多くなります。これまで5000人以上就職・転職の相談を受けてきた中でも、3月末退職に次ぐ多さで6月末や12月末退職者は多く、ボーナス支給シーズンに退職すること自体は珍しいことでは全くありません。
ただ!ここで1つ最大の注意点があります!!
「退職の意思を伝えるのは、ボーナスの支給日から後で!が鉄則!」キリッ!
理由は、ボーナス支給日前に退職の意思を伝えてしまうと、
ボーナス支給日前の日付で退職日を迫られたり決められてしまったりすることがある
からです。
また、退職日を決める前にボーナス支給に関する内容が記載されているかどうか、会社の就業規則を必ず確認しておきましょう。
ボーナスが支給されるに必要な在籍期間の条件、退職予定者へのボーナス支給の有無などが記載されている場合があるため、自分が支給される条件を満たしているのかを確認しておきましょう。
(就業規則は見やすい場所への掲示、備え付け、書面の交付など によって労働者に周知しなければならない事が労働基準法で定められています。通常は、入社時に書面で配布されます。)
「でも、やっぱり会社を辞めるのにボーナスを貰うことに後ろめたさがあるな。。」
と感じる人は、ボーナス支給日から2・3週間~1ヶ月程度あけてから退職の意思を伝えると、
気持ち的にも伝えやすいでしょう。
みなさんが次の新たなステージに立つための就職・転職活動、応援しています!
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