就職・転職の相談を受けるキャリアコンサルト歴15年のれもんです。
退職をしようと思っている方にとって、退職手続きは気になるところですよね。
よくドラマなどで「退職願」と書いた封筒を上司に
叩きつけるシーン(いや、ひっそり置く場合が多いかな。。)ありますよね。
まずは質問でよくある「退職願と退職届は違うの?」という書類の役目からお伝えします。
退職願と退職届は、役割が違います。
退職願は退職したい意志を伝えることで、極端に言えば、「やめたいです」と上司に相談することが退職の意思表示となり、退職願になります。
「退職の意思を伝えるときに気を付けることは?」
直属の上司に「お話したいことがあります。ご都合よいタイミングで少しお時間いただけますか」と
控えめな声で伝えること!大きな声で伝えるのは、周りへの配慮の点からNGです!
退職願を口頭で伝えるか、文書で伝えるかはケースバイケースです。
私が過去に対応したケースでは、「退職願を伝えているのに、受け止めてくれず、引き伸ばされる」や
「退職の意志を伝えているのに、その後何も対応がない。退職の手続きが進んでいるように思えない」など退職の意志を伝えた後にそれが受理されていないという事も多々ありました。
退職日の決め方は →こちら
「上司から退職を引き止められてしまった!どうした良い?」
そうです、上司は退職したいあなたを引き止めたいというパターンが多いのです。
いつまで経っても退職を認めてもらえない事は問題ですが、
個人的に私が思うことは、上司からあっさり「あ、そうですか。承知しました!」と
即答されるのはいくら退職した気持ちが満々だったとしても気持ち複雑ではないかなあ、ということ。
「〇〇さんに辞められたら困るんだよね」という言葉はお約束の一言であって、実はありがたい言葉ではある気はします。私自身も以前に会社を退職する意思を伝えた時に、「どうしたの?それが本当の理由?聞くから言ってごらん」と優しい言葉を掛けられて、泣きそうな気分になったことを覚えています。
でも、退職の意志が固く、次のステップに進みたいという気持ちの方にとっては、引き止めにあってしまうとそのままでは時間が経過していくただけで退職できませんよね。
会社によっては、退職の意思を伝えた後に退職届を提出した日が正式に受理日となり、その先にある実際の退職日などに影響がでてきますしね。
「上司からの退職引き止めに対しての対処方法は?」
そこで口頭で伝わらない、または退職の意志が固く上司に何を言われても退職する意思は揺らがない場合は、「〇月□日に退職したい」文言が入った書面を直属の上司に直接手渡しすることで、退職の意思が受理されたという事実が生まれます。その際に記入する退職日の決め方は、入社したときに必ず貰っているはずの就労規則に退職を希望する場合の告知期間が記載されているで規則を見返した上で日付を決める事が大切です!
退職日の決め方は→こちら
コメント