大学を卒業するまでに就職先が決まっていない場合、まずは自分の状況を整理し、何をやるべきか?を見据えて計画を立てることが必須です。キャリアカウンセラー歴15年以上、大学生や大学卒業時に就職が決まっていない学生の就職をサポートしてきた、れもんが3ヶ月間のスケジュールを提案します!
目標: 自分自身の強みや興味を再確認し、次に進む方向性を定める
1週目: 自己分析やること:自己分析シートを使って、自分の強み・弱み、価値観、興味を振り返る。
過去の経験(アルバイト、サークルや部活動、文化祭や学校行事など)から学んだことを書き出す。
「なぜ就職していないのか」「どんな仕事をしたいのか」「将来どうなりたいのか」を深掘り。
リソース: 書籍や自己分析ツール(例: StrengthsFinder、16Personalities)を活用。
2週目: 目標設定やること:短期・中期・長期の目標を立てる(例: 3ヶ月後に就職する、半年後にスキルアップを完了する、1年後に業界に足を踏み入れる)。
目標達成のために必要なスキルや経験をリストアップ。
アクションプラン: 具体的な行動計画を立て、どのように目標を達成するかを決める(例: 毎週何件の求人を応募、スキルアップのためのオンラインコース受講など)。
3週目: 自己PR・履歴書作成やること:自己PR文を作成する。自分の強みや経験を明確に伝えられるように300字程度で準備。
履歴書、自己PR書(職務経歴書の代わりのもの)を最新の情報で更新作成。
4週目: 求職活動の準備やること:求人情報サイト(例: リクナビ、マイナビ、Indeed、ハローワーク)に登録。
自分の希望職種や業界をリサーチし、応募先の企業や業界の理解を深める。
目標: 求人市場に適したスキルを身につけ、業界の動向に精通する
1週目: 必要スキルの学習やること:自分の目標に必要なスキル(例: プログラミング、英語、資格)を学び始める。
オンライン学習プラットフォーム(Udemy、Coursera、LinkedIn Learningなど)で学習をスタート。
アクションプラン: 毎日の学習時間を決め、週単位で到達度を確認。
2週目: 業界・企業研究やること:自分の興味がある業界や企業を徹底的にリサーチ。業界のトレンドや今後の展望について調べる。
企業の文化や求める人物像を理解し、自分がその企業に合っているかどうかを見極める。
3週目: ネットワーキングやること:インスタグラムやTwitterなどで業界のプロフェッショナルの情報を収集する。
業界説明会やオンラインの勉強会に参加する。可能であれば、親戚・友人や知人から業界の実態や具体的なアドバイスをもらう。
4週目: インターンシップ・ボランティア活動やること
インターンシップやボランティア活動に応募。実務経験を積むことでスキルやネットワークを広げる。自己PRのネタにもつながる。
3ヶ月目: 求職活動・面接対策
目標: 就職活動を本格化し、面接に備える
1週目: 求人応募やること:自分の希望する業界・職種に応募を開始。
1週間に3件以上の求人に応募することを目標にする。(*数件応募した位では正社員で納得できるような会社には決まりません。)
応募する企業の情報を調べ、企業ごとにカスタマイズした履歴書やカバーレターを作成。
2週目: 面接対策やること:応募は継続しつつ、模擬面接を行い、自己PRや志望動機を話す練習。
よくある質問(例: 「自己紹介をお願いします」「強みと弱みは?」)に対する回答を準備。
面接のマナーや服装、立ち居振る舞いを確認し、実践的な準備をする。
3週目: 面接を受けるやること:応募した企業の面接を受ける。
面接後は振り返りをして、次回の面接の際に改善点を反映させる。
面接結果を待つ間に、さらに他の企業にも応募を続ける。
4週目: 就職活動の振り返りと次のステップやること:今までの活動を振り返り、反省点や改善点を明確にする。
内定をもらった場合は条件を確認し、最終的な決定をする。
内定をもらっていない場合は、再度自己分析を行い、方向転換を検討。
最終的に自分にとって最適なキャリアを築くための基礎を作ることを目的としているので焦らず、できなかったら、そこからまたスタートすれば良いですから。自分のペースで進めていきましょう!
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