退職時期の決め方

転職まだ迷い中

就職・転職の専門相談員、キャリアコンサルト歴15年のれもんです。

もうこの会社にはいられない、早く退職したい!」

「退職をしたいけど、いつ辞めたらいいか・・」

「退職する事は決めているけど、具体的に日にちをどう決めたら良いか分からない」

退職を考えている方なら誰しもが悩む「退職をする時期」。

実際に、「退職をしたいけど、いつ辞めたら良いか悩んでいる」というような退職時期の決め方の

相談を受けることもよーくあります。

 

結論からお伝えすると、退職をする日についての明確な法律上の決まりは「退職の申し入れから2週間が経てば雇用契約が解除になる」。つまり、退職はいつでも申し入れができ、かつ退職の申し入れから2週間を過ぎると雇用契約が終了となります。

 

ただ、会社の就労規則には、退職の意思を伝える場合に退職を希望する日から〇か月前までに、などの規則を設けている事が多いため、雇用主である会社の就労規則に従う事が原則となります。

 

体調不良やその他の重要な理由によってその定められた期限が守れないというパターンも出てくると思います。その際には、人事や総務の役割の方と話し合いによって最終出勤日や退職の手続き方法について相談しながら進めていく、を目指すことが退職者にしても、会社側にしてもスマートな方法となります。

 

ただ、退職に至るにあたっての原因は本当に人それぞれ、会社それぞれで、「もう会社に行きたくない」「出社せずに辞めたい」「退職の意思を自分では言い出せない」など退職についての悩むステージもそれぞれです。実際に「退職代行」という本人に代わって退職の申し入れから退職のやり取りまで代行してくれる有料のサービスたるものまで存在します。

退職代行サービスの利用については賛否両論あるのが現状で、社会人としては退職者が自ら申し出て退職のやり取りをすることをまずは第一選択肢として考える事をお勧めします。

それでは、

「退職におススメのシーズンはあるの?」

これはずばり、12月です。

理由は2つあります。

  • 12月は各企業で賞与(ボーナス)が支給される時期です。賞与を貰ってから辞める、という方は転職市場ではとても多いパターンです。
  • また1月は求人の件数が年間で一番多いシーズンの到来となります。

12月に退職してからすぐに転職活動、または在職中から転職活動をするにも求人が多数あることで探しやすい、普段出会えない求人にも出会いやすい時期となるわけです。

 

12月以外は、12月の次に求人数が多い10月。3月期決算の企業時期が、上期から下期に切り替わる時期で、上期の実績に応じた下期の予算や営業方針が変わるので、求人数も増える傾向にあります。

ただ、求人数が多いことは転職する際に追い風にはなりますが、本当に心身ともに退職を願っている人にとってはその時期まで待つ必要はありません。12月以外に転職する方は大勢いて、

私も以前の会社を退職したときは12月末ではありませんでしたし、次の転職先に入社したのが9月という事もありましたよ。

みなさんが、自分のここだ!というタイミングで退職、新しいステージに進められるよう応援しています。

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